「 心理 」 一覧

超正常刺激

超正常刺激とは 超正常刺激とは、動物に於いて現実ではありえないのにその動物に特定の行動を引き出す刺激のこと。 要は動物には物事に於いてそれぞれ「理想値」があるのだが、その一部は非現実的な値を設定されて …

林成之による5つの脳の本能 

  脳神経外科医・林成之著「脳に悪い7つの習慣」より。が、本の内容とは今回あまり関係ない。脳が最初に情報を受け取る脳神経細胞には、まず3つの本能があるとする。 ■生きたい 生存欲求。まぁ、少 …

荒らし・インターネットトロールについて:ダークトライアド 

荒らしは海外ではトロール(troll)あるいはインターネットトロールと呼ばれる。 ■ダークトライアド トロールの特徴で多く見られたのがサイコパス、ナルシシズム、マキャベリズム、サディズム。この内のサデ …

ポライトネスのフェイスと距離感について

Brown & Levinson(ブラウン&レビンソン:B&Lとも)に拠って確立されたポライトネスは、他者の自己決定権、他者評価の欲求などを侵害しないように行う言語的な配慮のこと。 「円滑な人 …

共感能力と騙されやすさとサイコパス

サイコパスは相手を持ち上げてから「ハシゴを外す」という手を普通の人間より抵抗なくできる。それができる自覚がある場合、心の底から共感し、相手の感情を汲み取って操作し、その後で自分の都合だけで利用するとい …

心配・不安からの予防的態度と完璧主義

→完璧主義関連のメインページへ 予防的態度 理想自己・義務自己に纏わる学術論文に「親の予防的態度」というフレーズを見かけることがあった。義務自己の理由の一つ。さらっと出てきただけだが。 義務的な自己像 …

交流分析のラケット感情(偽物の感情)について

エリック・バーンの交流分析の概念。「ニセモノの感情」とされる。   本物の感情 交流分析において本物の感情は4つとされる。喜び、悲しみ、怒り、怯え。それぞれが「問題」に対しての対処のための意 …

プロクルステスの寝台と社会規定型完璧主義

→完璧主義関連のメインページへ プロクルステスの寝台 ・プロクルステスはギリシア神話の強盗。名前の意味は「伸ばす人」。名前でネタバレやめろよ。 強盗と言うよりはサイコキラー。 旅人に「休ませてやろう」 …

2つの「自信」 自己愛 自尊心

自信を自己肯定感として捉えると、自己愛と自尊心の2つがある。根本的に違うのは「何を基準とするか」。自己愛は自分以外のなにかを基準とする。自尊心は自分自身を基準とする。   自己愛 「他者との …

2種類の自己愛 誇大型と過敏型

自己愛と言えば一般には性格が悪い、自分勝手な人間のようなイメージを持たれている。まぁ大体合ってるが、「別の自己愛」があり、こちらの方が日本人には多いとされている。 「健全な自己愛」の存在 まずはちょっ …

アダルトチルドレンの原因は家庭だけの話だろうか

いつもどおりに「程度の問題」。 意外とACのタイプに強く当てはまり、それでいて家族仲はいいって人は(自己申告だが)いるわけで。 自覚がない傾向があるのは確かにそうだが、実際に家族が原因じゃない場合もあ …