「 心理・認知・感情・精神 」 一覧

ブランケット症候群/タオルケット症候群/ライナス症候群

主に幼児が毛布やタオル、ぬいぐるみなどを手放したがらないこと。そのまま卒業せずに大人でも手放せないケースも割とある。それがあれば安心、なければ不安になる。成人でも寝る時だけは手放せないとの例もある。呼 …

扁桃体と不安や恐怖感情など

・扁桃体とは、簡単に言えば脳の一部であり、アーモンド(扁桃)っぽい形をしている、主にマイナス感情に関わる部分。 様々な精神疾患で機能異常が確認されている。 大きさは15-20mm程度。 左右に2つ。 …

インポスター症候群(詐欺師症候群)あるいはインポスター体験

インポスター症候群とは ・自力で成功や達成をして、それらを周囲が高く評価してくれている。この状況に感じる居心地の悪さ。 「インポスター」は詐欺師を意味する。「自分は周囲から不当に高評価を得ている」と、 …

悪性自己愛とダークトライアドとダークテトラッド

一言で言えば犯罪者レベルで超性格悪い。この3つの性格は、各人格障害の「性格の悪さをかき集めた性格」と言える。 3つあるが、内訳としてはほぼ共通している。 ダークトライアド 以下の性格的特徴を併せ持つ。 …

人のことを考えない人と、そうなる・そうである理由などについて

人のことを考えない人 自己中、自分勝手、独善的。我田引水とも言うか。私の語彙力で最大限柔らかい言い方すると、マイペース。 そもそもなんで人のこと考えなきゃいかんのかと言ったら、そこら中に人がいるからだ …

深く考えない人と微妙にそれが羨ましい人:防衛的ペシミズムとネガティブ・ケイパビリティ

「深く考えない」というのは、意外といい意味でも使われることが有る。考えすぎ、悩みすぎ、という観点から見るそうではない人、ということで。 逆に言葉通りに軽率、衝動的な面を指摘する言葉でも有る。 いい意味 …

日本人に見られる変なバイアス:ポジティブ感情の表出抑制傾向

むっつり。 あるいは「毎日が楽しくない」「人生が楽しくない」と感じることの理由の一つかもしれない。 ポジティブ感情の表出抑制傾向 心理分析やうつ病チェックなどで、質問表はおなじみのものでは有る。ただし …

自分を責める・憎む・罰する心的機構:懲罰的超自我と自己破滅的な行動

フロイトの超自我 フロイトは後期に人の精神構造を、 エス(イド)自我超自我 の3つに分けている。 イドは本能的欲求、生理的衝動。 自我は自分が自分だと認識できる部分。外界と接触し、外界へ伝達する役割を …

自分の意見を言うのが苦手に感じる心理や原因と、面接時のプラス表現

なんとなく苦手意識があるケース。 元からそんなもん これまたいつもどおりのオチだが、人間がイメージしている「正しさ」やら「普通」やらが不自然なもの。間違ったステレオタイプ。 まず環境と相手に依る。必ず …

いつも同じな景色に対して感じる不快感・不安感についての考察:シンボルとスクリーン

「同じ景色、同じ道が辛い人」に引き続き。 件の人からはもうメール来たんだが、私が満足していない(しつこい)。私の方に不完全燃焼感があったんよ。前回は「要因」とかメカニズムに拘りすぎて、心理というもっと …

認知心理学の「望ましい困難」

認知負荷 勉強も練習も、簡単すぎてもいけないし、難しすぎてもこれまたよろしくないとされる。 難しすぎると良くない理由は、「認知負荷」が原因。簡単に言えば難しすぎると、元から容量が少ないワーキングメモリ …