仲良くなるとめんどくさく(あるいは逃げたく)なることと自己開示抵抗感

仲良くなるとめんどくさいと感じる

  • まぁそういう人もいる。気遣うことが多くなったり、近すぎる距離感が苦痛だったり。大抵サービス精神が旺盛で、スルーができない性分が多いか。
  • あるいは「キャラ」としての自分と仲良くなったのだから、素の自分は出せないという緊張感だとか。
  • もちろん相手に問題がある場合もあるのだが。実際にめんどくせぇ奴とかが、段々本性見せ始めたみたいな。
  • 総じて「仲良くなったから」出てくる人間関係の悩みというものはある。

返報性の心理と公正世界誤謬


  • 返報性はお返ししたくなる心理。やられたらやり返そう、やってもらったらやってあげよう。
  • 年賀状だけの付き合いとかあるだろう。お歳暮も年賀状もなんかもらったら「お返しをしないと」となって逆に面倒くさいとかあるわけだ。
  • 公正世界誤謬は公正世界仮説とも呼ばれる。「世界は公正である/あるべきだ」という信念。多くの人間はこれを無意識レベルで持っている。
  • 世界は公正ではないと現実を知ると、時に人はパニックを起こす。より即物的な傾向が出始めたりもする。「未来が信じられなくなる」から。そのくらい「避けたいこと」であり、そして返報性とはどう見ても「公正」に属する。
  • 総じて年賀状やお歳暮の例のように、ぶっちゃけうぜぇやめたいと思いながらも自分から「お返し」をしなくてはと思うような状態は続く。

アダルトチルドレンと自己開示の返報性についての考察

  • アダルトチルドレン深い人付き合いができない、というか避けたいのは、自己開示をしなくてはならないという返報性があるからではないのか。これができないから「騙している」ような感覚がするのではないのか。
  • 特にプラケーターか。他もそうだが、「他人の期待に応えるという仮面」が自身の存在価値だと思っているのなら、自己開示は「価値のない自分を見せる行為」となる。
    • この点はACじゃなくてもあらゆる人間に通じると思うが。殆どの場合外面はありのままの姿ではなく(別に見たかないが)、自己呈示と呼ばれる「見せたい自分」に属する。前提としてこれがあるから、自己開示はほとんどの人間にとっていくらかのリスクが存在する。
    • 別にここまでは良いんだが、ACの場合は恐らく素の自分への自己評価が異様に低い(役割を演じている時は別だろう)。このため見せたくないのではないか。
  • ロストワンは初めから仲良くなりたくないだろうけど。ロストワンの理由の一つが「過干渉により心の自由を奪われるから関わりたくない」という思いとされる。これは今回の話に通じる所がある。
    • これはある意味自立心であり、そして自我と社会は対立的な関係にある。そのまま「自分」と「人付き合い」にも通じる。
    • 我を殺し、人付き合いをしていたら、今度は自分をさらけ出せ、というのはまぁ疲れるわけだ。
    • この様な「元から一定以上仲良くなるつもりはない」というスタンスが、実際にはなんかの手違いで仲良くなりすぎちゃったみたいな感じはちょいちょい見られる。特にACは表面上無難なことが多いので気に入られることは珍しくない。

人間関係リセット症候群と自己開示しなくていい距離感

  • 人間関係リセット症候群なんてのもある。腐りきった人間関係をリセットしたいというのもあるが、一部は人間関係はむしろ良好であり、自他ともに意味がわからん欲求だったりする。
  • ACにも通じるが、自己開示抵抗感が「自分を見せたくない」という根源的な動機の場合、返報性も加味して考えれば、仲良くなる=自己開示を求められる機会は確実に増える。
  • 外面がいい理由が「拒絶されたくないから」だった場合には、自分から相手を拒絶して距離を開くこともまた難しくなる。
  • 段々と距離は縮まり、相手が自己開示するなら返報性として自らもしなくてはならないというプレッシャーも湧き、それやったらある意味死ぬと思っているのなら、まぁ失踪したくもなるかもしれない。

自己開示は情報公開のみにあらず

  • 「それは言いたくない」「これ以上は踏み込まれたくない」というような「意思表示」は自己開示の一つだということ。
  • これに気づけなくなるのは、多分先に相手の「ニーズ」を汲み取ってしまうからだろうね。期待と言うか、願望というか。
  • これに関して、相手が取るべきリスク(拒否)を請け負ってしまっている印象を受ける。
    • まぁ言わない=言えないなこと多いし、「裏を読まれる」ことで知られるという懸念もあるのだろうが。結構そういった「なんでも無いフリ」をするという形での自分の切り売りも多いか。
    • だから実際、「聞いちゃ悪い」として踏み込まない、という人のほうが多い。
  • これらを告げることは自他尊重の話となる。アサーティブ。大抵は自分を尊重しない事により丸く収めようとするから、今回のような形でストレスを感じ、限界がくる。
  • 自分を切り売りするよりは、意思表示の方向のほうが良いと思うが。まぁ言い方次第で裏を読まれることもなんとかなるかもしれない。「そういう仲じゃないだろ」とか。
  • 結構悩む選択かもね。拒否回避欲求と、自己開示抵抗感との板挟みだ。

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