自分の意見や価値観を押し付ける人

自分の意見があるかないかと、それを他人に押し付けるかどうかとは別の話である。

要点は2つ。
1.「間違い」だと認知するセンスと感度
2.認知した「間違い」に対しての態度と手段

やり方が汚いとか、意見の根拠が貧弱にも程がある例もある。

ぶっちゃけていくらかは人格障害の気がある。

・一方で、適量に自分の意見を言えた人が「言い過ぎた」と感じる「食い違いの心理」というものもあり、案外自分が押し付ける人だと思っているそうでもない人、ってのはいるかもしれない。

意見を押し付ける人の特徴

自分が正しいと思っている?

・厳密には「相手が間違っていると思っている」と表現したほうが正確だろう。その間違いの修正として言動には緊急さと攻撃性を持つ事が多い。

あるいは相手は何も知らない/自分のほうが詳しいという認知。一見すると自信がある。少なくとも当人はそう自覚する。当人以外からは傲慢となる。

頭が固い/融通がきかない

・相手にも考えがある、とか死んでも思わない。

自分のやり方以外でも目的を果たせるとしても、自分のやり方以外は認めない。これは状況にも寄るが、それが許される状況以外でも基本こんな感じ。


自分の基準が世界基準だと思っている

・正確には、「他人の考え」の存在に頭が回らない。このため自分以外の意見は全く存在しないものとする態度となる。

これにより正解は自分の考え一つしか存在しないことになる。このため他人の意見は「間違い」となる。態度はでかい。

・自分と同じじゃない意見は全否定。許容範囲が極端に狭い。その者の口からは許容範囲という言葉は出てこない。

リーダー/代表者になりたがる

・群れたがる上で中心になりたがるが、まぁ結果はお察し。その群れは気弱な人間とゴマすりとしかいない。

意見を押し付けはするが、理解を求めるつもりはない

・要するに、「俺の言うこと聞け」って態度。意見の押しつけというよりも命令に近い。

「なぜ自分はこう思うのか」の説明が大体は出来ず、しようともしない。自分の時はこうだった、みんなそうしているから、ルールだから規則だから、この程度が関の山。

思考が「相手を思い通りに動かすこと」だけに向いているため、共感や理解を得ようとはしない。同じ理由で言い方が、同調圧力などを演出した強迫的な物が多い傾向がある。

間違いを認められない/引き下がれない

・知ってる限りは、ボロ負けが確定してからようやく「なんとか引き分けに持ってこう」みたいなクソムーブかますのが多い。100%自分が悪いと証明された後で「お互いに悪かった」としようとするみたいな。

自分が日頃から相手を見下しているため、間違いを認めると逆転して見下されるイメージを持っている。この為負けることが極端に怖い。そもそも勝負してないんだが。

意見を押し付ける人の心理


べき論/コアビリーフ

・コアビリーフやべき論は「信念」と呼ばれるものだ。これはこうでなくてはならない、という形の。狭い世界の貧弱な信念一つしか無いから、それに必死で縋り付く。他に当てがない。

・意見を押し付ける人は中年や老人にもいるが、子供に特に多い。見逃されているが。これは「世界が狭い」からだと言える。交友関係が広い者で頭が固い奴なんて見たことはない。

要するに、人間関係が狭い。人数ではない。考えの数だ。同じ考えを持つ者が1,000人集まった所で一つの価値観に過ぎず、世界は狭い。

・他を知らないから、それと出会った時にパニックになる。間違い=エラーとして、それを修正しようとする。その修正方法が、自分の意見の押しつけとなる。

加えて自分以外の考えに対して理解や学習は出来ないか、するつもりがない。心も狭い。全体的に幼稚。だから子供に多い。

なお、幼稚さとは単純さであるため「真面目」「純真」と捉えられることがある。実際には「空っぽ」に近い。

スプリッティング/白黒思考

・認知の歪みの一つ。「統合の失敗」とされる。AだがBでもある、というのが飲み込めない。自分のやり方と違うが、これも正解だ、というのがわからない。

・今回はこれに加えて「勝ち負け思考」も入る。

意見が違う+スプリッティング=相手は間違いで自分は正しい。これに加えて勝たなければならない、でムキになるし、相手を全否定。

自他境界の大小

・自他境界線とは、言葉通り自分と他人の境界線である。自分と他人は別物と弁えた輪郭や境界線。心や自主性、価値観においての距離感に近い。これが侵害されると不快感を感じる。「押し付け」はその者が相手の領域を侵害する。だから相手は不快を感じる。

自他境界の問題は2つある。

1:自分の領域を他人にまで広げる
2:他人の領域を自分にまで広げる

仕切る奴と仕切ってもらうと安心する奴を思い浮かべればいい。

・この中で自分の領域を他人にまで広げるタイプは、「押し付ける人」と全く一致する。

曰く、自分が考えていることはみんなにとっても絶対に正しい、自分が考えていることは相手も考えているはずだ、自分の気持ちは相手に伝わるはずだ、自分のルールは相手も守らなくてはならないものだ、などなど。

そして行動面としては、他者の価値観や心情を蔑ろにし、自分に従わせようとすることに収束する。要するに、「侵略者」のような言動になる。

間違いは正されるべきかもしれないが、それが間違いとする根拠と、自分が正しいとする根拠が「自分がそう思ったから」という恐ろしく幼稚な形となる。ネットでは自治厨と呼ばれる。

・一方で、感受性が高いと言うか、被害妄想と言うか、「押し付けられた」と感じやすい人間も明確に存在する。

自他境界で言えば「相手の領域を自分にまで広げるタイプ」であり、これはこれで問題がある。例えば相手が自分の考えを口にしただけで、自分が否定された、押し付けられたと感じるなど。これに敵意帰属バイアスが加わると加害者側となる。

コントロールフリーク

悪い完璧主義の一つ。他人に対して完璧を求める。自分が他人を仕切り、圧力をかけ指図しまくって拘束することにより安心を得る。

この場合相手はある種の「依存対象」であり、依存対象へのコントロールを失うことを極度に恐れる。コントロールに失敗すると痛みと恐れに捉われるが、それは自分が元から持っていたものだとされる。

要するに、現実逃避で依存対象に威張ってる。あとぼっちが怖い。アッパー系コミュ障だと言える。

負けを認めないタイプはこれが怪しい。負けたらぼっちだからね。既に実質ぼっちだと思うけど。


・味方ヅラをすることもある。一見するとギバー。典型的な「あなたのためを思って言っている」というタイプ。まぁ本当に相手の為思ってるなら受け入れられる態度で言うよな。

アドバイスを与えて「貸し」を作ろうとするマッチャー/テイカーな上でアドバイスが余計なお世話というパターンもある。

過剰適応と仲間意識と同調圧力


・一応の仲間意識はあるが、ズレてるパターン。過剰に空気を読み、過剰にそれに適応しようとすることを過剰適応と呼ぶ。この上で「あなたもこうしないと!」と必死に自分に倣うように訴える。

空気を読める自覚はある。読みすぎてる自覚と適応しすぎてる自覚はない。良いことをしていると思っていることはある。典型的な「問題のある良い子」。

時々、親が子にやることがある。世間様を恐れて子を抑圧する形で。まぁ中身と程度の問題だが。

過剰適応は度が過ぎれば自己破壊的同調と呼ばれるレベルになる。当人が「仲間」だと思っている相手を道連れにする余地はある。


・「意見を押し付ける」よりも、「自分と異なる意見を全否定する傾向があるか」を気にしたほうが良い。ぶっちゃけて「意見を押し付けられた」と感じるその感受性も怪しい。

自分が正しく相手が間違っていて、それを訂正しなければならぬと心から思えば、相手の意見を否定したり、自分の意見を押し付ける形になる。

それこそ、意見を押し付けてくる相手を押し返す必要だってある。嘘を付く奴と騙される奴がいる限りは、これらと戦うことも必要となる。

下手にお行儀よくしていると、味方殺しで役立たずの「善人(笑)」が出来上がるだけだ。

ついでにもう言っちゃうが、否定される意見は普通にある。なんかその辺を安全地帯にしようとしてる奴らが、だいぶ意見が怪しいのばっかなんだが。

気になることがある場合、サイト内検索をしてみてください。

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