ストレス 不安・恐怖

サザエさん症候群/ブルーマンデー症候群:日曜の夕方に明日のことを考え、憂鬱になること

投稿日:2021年10月4日 更新日:

大体サザエさんが始まる頃に明日のことが気になりだして憂鬱になる

・日常(平日)の何か、あるいは平日の内容自体に対してストレスを感じる人は珍しくない。
特に日曜の夜に「明日からまた仕事だ」と思うと憂鬱になる例は多い。
この症例はブルーマンデー症候群と呼ばれる。

サザエさん症候群との呼び方のほうが広まっているかもしれない。
大体あのアニメが流れる頃が日曜の夕方で、その頃が「明日を気にして憂鬱になりやすい」タイミングのようだ。別にサザエさんに問題があるわけではないんだが。

・日曜日の夕方自体に問題があるのではなく、その時間にそろそろ月曜日が視野に入ってくるから憂鬱になる。

当日の月曜日はどうかと言うと、実際に最もストレスを感じている。

最も憂鬱に感じる曜日は?

・「最も憂鬱に感じる曜日は?」とのアンケートを、江崎グリコが2018年2月に行っている。対象は働く男女と専業主婦の各400人。
結果は「月曜日」が各層共に最多となった。

この憂鬱さは、心臓への負荷として身体に現れている。
旭労災病院の研究によると、心臓への負荷は、月曜の午前中が他と比べて高くなっている。

自覚している通り、「月曜日」に対してストレスを感じていると考えられる。

・類似するものに5月病がある。5月の連休明けに憂鬱な気分になること。

5月病は、うつ病や適応障害などが考えられる。この2つは似ているが、適応障害はストレスで悪化し、ストレスから離れると改善する特徴がある。
このためサザエさん症候群や5月病は、うつ病よりは適応障害の方が可能性が高い。もちろん診断は医者がするべきだが。

月曜日は自殺者が多い

・厚生労働省の『自殺死亡統計の概況(平成15年)』によれば、男の一日の平均自殺数が月曜日が80.7人でトップ。次いで火曜日の70.8人。それ以外は55~65人くらい。
女の方は比較的少ないが、それでもやはり月曜日がトップで27.3人。

時間帯は、男女ともに5~6時が多い。他に男は0時台、女は12時台が同じくらいに多い。

・男に絞って見てみれば、この2つのタイミングは「日付が変わる」、「平日としての活動がそろそろ始まる」時間とも取れる。女の12時台はなんだろね。
 人によっては、元から月曜日は「それくらい嫌」という側面もあるのかもしれない。とりあえず全員7時まで寝てろ。

・「一週間単位」で一日を見ると、月曜日は憂鬱になる。ゴールが休日になり、そこまで最も遠い一日だからだ。
その日の仕事が終わっても開放感は一瞬で、寝る頃には「また明日が始まる」となる。
「あと4回これを繰り返すのか」と思えば絶対嬉しくない。
人に依っては「あと5回」だったり休日潰れてたりしてもっと酷い。

 「明日が嫌で寝たくない」という人の場合、明日が平日である限り毎日がブルーマンデーのような状態かもしれない。

日曜日の夕方に月曜日のことを考えることが、なぜ特大にストレスなのか

休日が終わってしまうから。休日への未練はある。
休日は自分の時間なわけだが、いくらかは平日のせいで疲れ果て、なんかやらにゃならんと思いながら何もせんで終わる。不完全燃焼。

・一方で、休日に3.5時間くらいは何かしら生産的なことをやらないと、うつっぽくなるという話がある。結構長い。

・シリアスなレジャーとカジュアルなレジャーがあるとする考えがある。
休日に生産的なことをやる、というのはシリアスなレジャーに該当する。だが多くの人間は疲れ果てていて、カジュアルなレジャーしかやってないとされる。

カジュアルなレジャーとは受動的なものであり、テレビ見てるとかそういった受け身なことを指す。
相対的にシリアスなレジャーは能動的で自分がやりたいことなら何でもいい気がするが。読書でもゲームでも河原でバーベキューでも。それこそ仕事のような「生産性」はお呼びじゃないだろう。

ちなみに、趣味活動はシリアスなレジャーに入る。ボランティアもだ。休日に好きで行う、回復やリフレッシュを目的としたものではない行動、といった感じ。

しかし今度はそんな気力体力が残っていないという問題があり、話は振り出しに戻る。やりたいことがそもそも思いつかないレベルかも知れない。

割と詰んでる。これでは処刑(平日)を待つ死刑囚のような状態だ。

・視点を変えて、なんで月曜日が平気な人間もいるのかを考えてみる。簡単だな。平日がそんなに嫌じゃないから。もっと前向きに、何かしら楽しみがあるのかもしれない。

まぁ環境次第な所もあるが、平日に対して今よりもリラックスできるようなら、多分それが一番いい。

次点で休日の間に「自分のための生産的行動」を何かしていれば、いくらかマシになるかもしれない。別に掃除でもなんでもいいだろう。後で「納得」できるように、目に見える形にした方がいい。ログを取るなりなんなり。

・多くは休日に安らぎと快楽を求める。これも満たす必要があるが、もう一つ平日に損なわれているものがあるのだろう。
能動的な行動による充実感。自分が、自分のために、自分のやり方で動いたという実感。

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