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理解力:要点をおさえる人、そもそも見つけられない人

投稿日:2020年1月31日 更新日:

理解力がある人=初めから大体わかってるから要点だけ覚える
理解力がない人=全部わからないから全部覚えようとする
というパターンについて。やってる事自体が違うのは否めない。

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 要領が悪い人
 理解力がある人、飲み込みが早い人。

要点とはなにか

・要点を情報の「特徴」として捉えると早い。

似顔絵というものがあるが、まぁ喧嘩売ってんのかってほどに特徴を際立たせるだろう。出っ歯はでかいし、デブは歩くより転がしたほうが早いほどだし、ハゲは……特徴にならんか。まあでもテカリとか入れたり。ホクロとかも。

正直あの手の似顔絵は公開処刑というかモラハラ臭がするがまぁ置いといて、それを見て誰の似顔絵かは一発で分る。「特徴」をおさえているからだ。つまりそれを描くためには、対象の特徴を見出す必要がある。

デフォルメもそうだな。簡略化しているのはまず等身、次に特徴のない細部であり、「特徴」は引き継がれる。目つき、髪型、小物とか。結果、8等身が2等身になったところで誰かはわかる。

結果、それがオリジナルを閲覧者に想起・連想させることに成功するのなら、描き手は題材の特徴=要点をよく捉えていた、と言える。技術があるのは確かだよね。

似顔絵で一番難易度が高いのは「特徴のない顔」だと聞いたことがあるな。

・これらは一見すると、特徴をおさえれば全体と遜色ない再現/応用ができるということになる。ただ、そのためには必要な準備がある。

要点をおさえるために必要なこと

ベースと要点

・結論から言えば、基本ができてなきゃ無理だろう、と。

 「特徴」だけおさえれば済むというのは、裏を返せばベース部分は頭の中にあるってことだ。似顔絵の例では特徴だけあればいい感じになったが、ケツアゴやホクロだけ描いても誰かわからんだろ流石に。決め手に欠ける。

全体像として再現するためには特徴以外の部分もまた必要になる。

また、基本ができていない場合、基本に該当する部分が「」に見えてしまう。タコ型の宇宙人が初めてみた地球人をスケッチするとしたら、腕が2本とか脚が2本とか、それが「特徴」になる。ホクロなんて細かすぎて特徴にならない。

これは「基礎がないと見る目が大雑把になる」ということである。

 基本があって特徴があるというのは、ゲームで言うMOD(ファンが作った改造データ)や追加パッチに似てるな。バニラ(本体)なくてMODだけあっても意味ないからな。

本体がバニラと呼ばれるのは、アイスクリームに見立てているからだ。MODなどの追加部分は、アイスクリームのフレーバーやトッピングに当たる。

縁日のかき氷は、イチゴもメロンもレモンも果汁入ってないらしいが、気分的になんかそれっぽいのは「色」という要点は抑えているからだ。赤、緑、黄色。

ベース+追加要素(特徴)=全体像であり、ここで頭の中には一式揃うことになる。そして要点を求めるのは、「全体を理解するため」であるので、要点だけ教えてもらっても基礎が欠落していれば意味がないこともある。

まぁ要領良すぎてベースできてないのに特徴おさえるだけでなんとかなってしまうこともあるが、それはもう天才かマグレか過学習かなんかなので、凡人たる我々は諦めたほうが建設的かと思われる。

・当然ベースを把握してない(=基本ができていない)のなら、特徴だけ覚えても意味がない…というよりも特徴だけ覚えること自体が難しくなるだろう。

これは全ての情報の重要度が均一で「高」となっている状態で、特徴を「見つけられない」。主観的には全部が「特徴」に見えてる感じ。あるいは全体的に見てしまい、「部分」として見れない。逆に細部しか見ずに、全部わかったつもりになる可能性もある。これが一番危険。実力なくて自信がある状態。

丸暗記をしたがるタイプは「わからないから全部覚えよう」というよりは、「全部重要に見える」「情報の群体ではなく、一つの情報に見える」と言ったほうが近いのではないだろうか。

・ここでいう情報の重要度は、自分が注目するべき/これから学ぼう覚えようという優先度のことであり、情報自体の価値じゃない。

例えば「完全に身に付けた重要な知識」は自分にとっては改めて学習する重要度は「低」になる。知ってるんだから当然だ。復習も大事だけどね。

ベース部分ができているなら、その分「学習ノルマ」を消せる。無意識的にそこにはあまり注目しなくなる。結果、際立って目に入るのは「特徴」だけとなり、特徴を見出す目を習得する。その物事に関しては。

例えば、玄関に見慣れない靴があったらすぐに気づくだろう。

自分にとっての要点

・裏を返せば、「何が特徴となるか」は個人差がある。自分が知っているかどうか。「見慣れないもの」は特徴であり、そして話の本題に沿っているならそれが「自分にとっての要点」となる。話の本題に沿っていなければ、「自分にとっての異物」となる。

新鮮味や珍しさ、違和感やアンバランスを感じるかどうか。同じカリキュラムに沿って勉強した者同士なら、見出す点も似たようなものになるが。

なので理解するためには、「自分にとっての要点」でいい。理解するのは自分なのだから、自分が要点だと思うものを足がかりにした方が早い。

全体との対比も影響を与える。例えば日本語で書かれたこのページに英文があったら、それは特徴と言える。英語で書かれた同じ内容のページに同じ英文があったとしても、特徴にはならず「一部」として埋もれる。

・別件として、基本ができているのに自分を信じられず、基本からまた抑えようとするタイプが居る。復習を繰り返し、新しいことを覚える暇はない。実力があるのに要領が悪い形になる。

要点のおさえ方

リバースエンジニアリング

 リバースエンジニアリングしてみよう。要点見つけたいのは、効率的に理解したいからだ。これを与える立場、すなわち「わかりやすい話」をするための注意点は、そのまま「理解するための聞き方」にも繋がる。

話は短く⇒長い話は短く区切る

 単純に長いと頭に入らない。短く、簡潔にというのはある。トピック全体の長さもそうだが、パラグラフや一文の長さなどでもそうだ。

今回逆の立場の視点なので、自分にとって長い話と思ったら、いくらかに区切り、それぞれ理解し、統合すると言う手は使える。

どこでどう区切るかは大事だけどね。

結論から話す⇒目的を持って聞く

 例えば推理小説で犯人が誰かだけ知っているとしたら、その人物の言動に注意が向くだろう。どのタイミングでボロを出したかまでよく分かる。なお南極ではネタバレが原因で殺人未遂が起きたことを忘れてはならない。

要点がつかめない理由は、「どこに注目したら良いかわからない」という状態であることも結構ある。推理小説で言えば、誰が犯人かわからない状態では、全員に注意を向ける必要がある。結果としての見落としや、時間切れはあるだろう。

要するに、テキストでもトークでも「目的」をこちら側が意識していると、それに関連した情報は見つかりやすくなる。「話から抜き出す」、みたいな言われ方をすることもある。

余計な話はしない⇒余計な話はカットする

 話し手にとってはユーモアでも、聞き手には重要情報か与太話かの区別がつかずに混乱する。緊張している聞き手には、ゆっくり話してやるだけで良かったりする。

 間違ってもゲームのMODやらかき氷やらの話など脈絡もなく出さないほうがいい。

聞き手から見ると、選別は結構大変な仕事になる。判断がつかなければ一度取り除き、全体として足りないようなら再び吟味するのが早いやり方か。

ただ、初めから目的を持って聞く場合、脳内フィルタが機能し、与太話にはそれほど振り回されないこともある。

カタカナ言葉を多用しない⇒分かる言葉・似たイメージに置き換える

 要点を押さえれば大きなイシューでもアグリーされるアジェンダを、みたいに言ってもまぁめんどくせぇだけであって。どうも一部は「英語でメモするほうが早い」ってタイプが居るので、そのせいかもね。

そもそも言葉自体が暗号に近く、この「音」はこういう意味だ、というイメージを共有していなければ成り立たない。当然知らない言葉がでてきた時点で破綻する余地がある。

WEB上ではググればいいだけだからこっちは気楽にやってるが、会話などではやはり気を使う。

間違ってもパラグラフやリバーンスエンジニアリングなどの言葉を使わないほうがいい。まぁ想定する相手に依るんだが。

 言葉は暗号に近く、その役目は「イメージの送受」だ。言葉はそのための(本来は)副次的なものになる。

理解する側の目的も、話や文章が表しているイメージを脳内に「再現」することだ。逆を言えば、「言葉通り」である必要は無いことが多い。さっきのMODの話も、いきなりアイスクリームの話からでよかったわけで。


なお このぶろぐでは いっさい まもって いない

できれば元情報を形にして取得する

 「要点がわからない」とか「察しが悪い」なんて言っても、いきなり言われてその場ですぐわからなかったから程度の話も多い。

上記のリバースエンジニアリングは、情報の分解と整理が必須になる。これには結構時間と手間はかかる。録音でもテキストでも、何かしら勉強用として持ち帰れた方がいい。

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