よく物をなくす人

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・自分がよく物をなくす、という人は何が原因か、どうしたら良いのか。

よく物をなくす人の性格・特徴

大事に思ってない・してない

 意識してないからなくす。この場合、「どこに置いたのか」からして覚えていない。

例えば財布が「今」、どこにあるか、確認せずに答えられるかどうか。スマホは、カギは、今どこにあるか答えられるかどうか。それが正しいかどうか。

せっかち・慌てやすい

 行動の一つ一つが荒くなる。行動ではなく頭の中だけが忙しいこともある。よく物をなくす人は、変なところに物を置く癖がついているケースが多い。次にやることを意識していたりして「あるべき場所に戻す」ことに手を抜くことから。

一時的に置いたつもりで、置きっぱなしになる。一時的に置いたつもりだから、偶然できた変なスペースに置いたりする。最悪、他のものに埋もれたり、潰れて壊れたり。

夢中になりやすい・熱中しやすい

  一見するとよろしいことだが、何かに意識が向いている状態とは、他の物事には意識が向いていない状態だ。この上で、人は無意識的にも結構動けるので、そこら辺に適当に物をおいたりくらいはやる。

ほとんど「せっかち・慌てやすい」のパターンと同じ流れで物をなくす。

極度の心配性

 極度の心配性であり、万全の準備をしようとして、管理の手間が膨大に膨れ上がるタイプもいる。

ポケットには一つのものしか入れない、出かける前に玄関に荷物をおいておく、などの当人なりの工夫をするが、それをやったことを忘れて慌てることがある。「準備をしすぎて失敗する」というパターン。

あるいは出先では常に緊張して慌てているような状態になり、置き忘れが発生する。この時も確認がめんどくさいことにより気づくのが遅れる。

例えばポケットがたくさんあるかばんに、1ポケットに1つモノを入れる。この時点で確認がものすごくめんどくさくなる。これをやるくらい不安な人は、一目で「全部ある」とわかった方が安心できるはずなのだが、なんか細かいことをやりたがる。

なお後述するが、1ポケット1つよりも「貴重品はまとめて1グループとする」とした方がおそらく効果的。


・「自分はよく物をなくす」という問題に対して「記憶力」あるいは「注意力」に依って解決しようとする傾向が強い。端的に言えば気合とか根性。

・集中力がない。気が散りやすい。反面、好きなことにはいくらでも集中できる傾向がある。

・先延ばしグセがある。それこそ「すぐに片付けない」などの。

・気分屋。仕舞う場所を決めても「ここのほうが便利」とか言って変える。優柔不断。

・横着。複数の物事をまとめてやろうとする。逆に一つのことをしっかり「完結」させる意識は薄い。

・貯め込む傾向。

物を貯め込む。結果探しものがし辛い部屋が出来上がる。
用事を貯め込む。一つ一つの要件は雑になり、忘れやすい。

・重要なのは、パーソナリティがこの状態の他にも、一時的にこの様な状態/気分の時も物をなくしやすい点。つまり誰にとってもあまり他人事じゃない。この心理的状態は単純にヒューマンエラーが発生しやすい。

どこに置いたかわからない・どこにしまったかわからない

この原因は一見記憶力に関係しているように見える。だがおそらく違う。

無意識に物を置く

適当に空いてる場所に置く。無意識だから覚えてない。

片付けた場所が思い出せない

・しっかりしまって、その場所を忘れる。これは通帳や印鑑、パスポートなど「滅多に使わず、重要なもの」で発生し得る。

すぐに片付けない

 これも適当な場所に置くことになる。そのうちどっか行く。後でまとめて片付ける、なんて言が多いか。

片付けてない状態=無くなるかもしれない状態。危険なのだが、その状態を長く保つことになる。

「すぐあとでまた使うから」

 死亡フラグです。これもすぐに片付けない理由として言われることが多い。

この「すぐあと」は結構人によって違い、5分後だったり半日後だったりする。当然長ければ長いほど事故の可能性は上がる。

「後で使いそう」なだけで、結局使わないこともあり得る。
これに加えて片付ける習慣がそもそもない場合は、読みどおりに必要になっても、既に見失っているかもしれない。

 人に片付けろと言われた反論ではなく、自分で「すぐ後でまた使うから」と思っただけだった場合、一番改善は早そうではある。一瞬とはいえ、片付ける必要性自体はちょっと感じたわけだから。

喉元過ぎれば熱さを忘れる

 雑な扱いを普段からしていて、物をなくして、ものすごく困って、必死に探して、なんとか見つかって、一安心して、また雑な扱いに戻る。

よくなくす物

 鍵や財布、スマホなど生活に欠かせない頻繁に使うような大切なもの。ただしこれは、ただ単に「なくしたと気づく機会が多いから」だという可能性も高い。

重要書類などの頻繁には使わない大切なものも、特有の理由でなくす人もいる。

「大事なものをなくす」じゃなくて「どうでもいいものは探してもいない」「なくしたことに気づいていない」かも知れない。物を見つかるまで探すのはそれが必要な時だ。どうでも良ければ見当たらないってだけで諦めることも可能。

つまりは探している時点で主観的には「大事な物が見つからない」という印象にほぼ必ずなる。大事なものをなくすのではなく、「大事になったから探してる」という可能性。安いボールペン無くしたところで、適当に次を調達することもできるわけで。

カギをなくす

 代表格。毎日使うからなくしやすく、そしてなくしたことに気づきやすい。単に使用頻度が高く、要所以外には全く使わないので、なくしやすいというよりも、無いことに気づいて慌てる機会が多い。

あまりモノのせいにしない方が良いと思う。大抵は当人の行動パターンの結果として必然的になくす。

財布をなくす

 代表格その2。これはなくした場所によっては周囲に嫌われやすい。

カギやスマホなら当人は困るが他人には無縁でいられる。財布の場合は周囲の人は「自分は疑われているのではないか」と思わせる余地もある。要は「なくした」じゃなくて「盗まれた→疑われている」という発想が浮かぶ「巻き込み」の余地がある。

実際真っ先に他人を疑う者は居るし、一説によると人間の脳が「他人のせいにする」という目的で働いた場合、15秒で犯人をでっち上げられるらしい。まぁそのくらい人のせいにするのはいるので、疑われるかもと思う者もいるのはしょうがない。

結果変なところにしまってただけでした、となってもトラブルメーカーの印象は持たれるだろう。

 余談だが、ソフトバンクコマース&サービスが、20~40代の男女500人を対象にしたアンケートでは(落とし物に関する調査)、「30歳までに一度でも財布を落としたことがある人」は、92.1%に及ぶ。まぁそんなもんである。

これによれば30歳までに5回以上財布をなくした人は5.6%。意外といる。落とし物だから屋外の話だけど。自室で財布が見当たらない、というのとはまた別の話。

よく物をなくすタイミング

 必要な場面で使用し、片付けや回収が未完了(片付けてない場合もあるが、適当な場所に置く、違う場所に仕舞うなども含める)、ないと気づくのは再び必要になってから、あるいは片付けようと思ってからというパターンが多い。

わかりやすい例だと、昔から忘れ物としてよくあるカサ。

これは雨が降っているのなら、忘れることはほとんどない。

行きに雨が降っていて、帰りに雨がやんでいると、可能性がかなり高くなる。必要じゃないから、気づかない。

 「ない」というのはあるべき場所に無いことを指すが、「なくした」というのは、実際には「ないことに気づいた」と呼ぶのが正確だろう。そのモノはなくしたと思う前から、ずっとあるべき場所にはないわけで。

逆を言えば、早々に「あるべき場所」に戻せば、あとは忘れて構わない。引き出しの中か、かばんの中か、ポケットの中かは場面によっても変化するが。

なので片付ける必要性自体は感じている「後で片付ければいい」と思うタイプは、一番なんとかなりそうである。

よく物をなくす病気・障碍

ADHD/ADD

 該当するのはADHDやADDと呼ばれる発達障害だが、この場合は定型発達者(=発達障害じゃない人)もやるようなミスの頻度がより高い傾向にある。死活問題になるレベルで。遅刻とか、物をなくすとか。

特徴は不注意や衝動性で、忘れ物に繋がる余地は十分にある。人により不注意や衝動性がないこともあれば、両方のこともある。特に不注意傾向の特徴として「よく物を無くす」ことは挙げられている。

 「過集中」と呼ばれる極度の集中状態になることがある。他が全く目にはらないほどの集中状態。これは集中対象以外は雑な扱いになる。

彼らのものをなくさない工夫の一つに「貴重品は一つにまとめる」というものがある。他にはなるべくものの数を減らすこと。

このあたりの工夫については、彼らの方が一日の長があるだろう。本当に死活問題のようだから。

ASD

 自閉症スペクトラム。いわゆるアスペルガー症候群のことだが、こちらは「物忘れ」が多いとされている。夢中になりやすく他を忘れやすい、同時作業や並行作業が苦手という傾向がある。

興味関心を持つ範囲が狭い傾向がある。当然他は適当になる。

自分のやり方やルールに拘る傾向もあり、物をなくす失敗パターンを繰り返す可能性もあるかもしれない。逆を言えば、ものをなくさないルールを身につければ、この問題はクリアできるか。反復行動は得意らしい。

こちらも生活上の工夫として、「一つにまとめる」というものがある。複雑すぎて混乱する場合には簡略化も。

認知症

 しまい忘れ、置き忘れは多い。「物をなくす」だけに収まらないことが多いが。

ちなみに若くてもなるタイプの認知症は存在する。

置いた時手元を見てない可能性

・よく何かを手に取ろうとして、掴みそこねたりしないだろうか?

たまにいるんだが、例えば何かテーブルの上にあるものを取る時、手を伸ばすまではそれを見ているが、手に取る頃には別の所を見ていたりする人。それは関心を引く無関係なものだったり、次にやることに関連したものだったりする。

目標達成の直前に油断する心理自体は人にあるため、誰でも当てはまるかもしれない。

物をなくすという話で言えば、置こうとするまではその予定地を見ているが、置く頃には別の所を見ている可能性。この場合直観像記憶(映像記憶)としては「置いた」記憶は元から存在していない。見てないから。

・何か思い出そうとする時、私達は「画像検索」のようなことをしないだろうか。その光景の記憶があるかないかを探るかのような。

或いは思い出した時というのは、この様な「画像」或いは「動画」の形で記憶が浮かぶだろう。

映像記憶はある種の「原始的な記憶方法」だが、それ故に認知レベルでは恐らくかなり使われている。置いた時に見ていないということは、これが機能する余地が全くない。

記憶力や注意力の問題だと思っている

・特に「今度は気をつけよう」と思って何度も同じものなくしてる人。

「気をつける」は注意力。しっかり覚えていようとすれば記憶力。ただ、人間のこの能力はそれほど信頼性はない。

どれだけ頼りにならないかテストしてみようか。次の動画、「白いユニフォーム」のチームが「何回パスをするか」を数えてもらいたい。

はい、要点はそこじゃないわけだ。ムーンウォークしてるクマ(に見えない)に気づいたかどうかが重要だ。

気づけたとしても、まぁ変なもっさりしたのが横切ったとかそんな認識だったり、ムーンウォークまでやってることには気づけなかったり。一度目はそんなものだろう。既に1つのタスク(パスの回数を数える)をやっている状態だと、別のことへの注意力はここまで落ちる。

二度目ではまずそこまで分かるはずだ。「あると知っている」から。

人の注意力は、何かしらにフォーカスを当てた状態が基本となる。全体に均等に注意を巡らせるというのは、訓練が必要な領域であり、思いつきでできるものじゃない。

・「集中力」の話をすれば、これは2種類あると思ったほうが良い。一般的には何かに集中してるのが集中状態ではあるが、これは「意識的に注意を向けた」と「自然に注意が向いている」とに分かれる。

例えばゲームはいくらでもやれるが勉強は続かない、というのはゲームに対して後者の集中をしている状態であり、一般にこれは勉強に対しては集中力がないと言われる。

むしろさっきの動画、「パスの数を数えてたのにクマに気づいて数えるのを忘れた」という人が一番よろしくないだろう。やろうとしたことがカウントなら、クマに気を取られるのは「脱線」だから。

物をなくしやすい人が置いた場所すら忘れることもある。その時の注意の向いた先が自分の行動ではなくて、何か別のことや頭の中に注意が勝手に向いてしまっているからだとも考えられる。

・他のことに気を取られながら適当にそこら辺に物を置いてそれを忘れないということは、この動画で一度でクマが何やってるかまで把握するのと同じレベルで難しい。もちろん、白チームがパスしてる回数を数えながらね。

まず間違いなく、「適当にそこら辺に置く」理由は、別のことに気を取られている。他を優先しているから適当になる。これには手癖でそこら辺に物を置くことも含まれる。注意が向いてないという点で。

「見れば分かる」「無くすはずがない」「気をつければ大丈夫」という認識は、実は誰にとっても砂上の楼閣だ。実際には無くす人は無くす行動パターンをする、無くさない人は無くさない行動パターンをするだけに過ぎない。

・はっきりといってしまえば、記憶力や注意力が凡人程度にあったところで、適当な場所に置くことを頻繁に繰り返していれば物をなくすだろう。

凡人がそこそこ物をなくさないのは置き場所を決めていたり、なくさないような注意点を抑えているなど、そういったコツが身についているからなのが大きい。

この辺りを注意力や記憶力と言ったスペックで補おうとするのは、ライターの利便性に火打ち石で対抗するとかそういったレベルの負け戦に近い。

つまりやろうとしている対処法が間違っている。できないことをやろうとしている。

だが実際には、無くす人は「今度は気をつけよう」、周りも言うことは「今度は気をつけろ」と反省や指摘が根性論で終わっている。意志力の過大評価。

先延ばしぐせがあると慌て者になる

・後天的な思考・判断の癖で「衝動性」に似たような症状になることはある。
「先延ばし癖」のある人間の症状として以下のものが挙げられている。

  • ヒューマンエラーの増加
  • 視野が狭い
  • 目先のことを優先して他が疎かになる

つまりはそそっかしくなる。この上で熟考方略(よく考えること)をしなくなることが更に挙げられる。「十分な時間があっても軽率な判断を下す」傾向が高い。

言い方を変えれば「あとで困るのにちゃんとやらない」。忙しくもないのに手元に持ってるものはそこら辺に放り投げるだとか。

この原因の1つが完璧主義であること。完璧であるためにはやることが多い。その果てにせっかちになってしまった結果。

完璧主義にもいろいろ種類があるが、中でも「理想は高い、しかし実現可能とは思っていない、かと言って理想を下げることもできない」状態に多い。

物をなくさないための対策

・まず、「物をなくす」というのは、細かいことを言えばアクションスリップに該当する。先程述べたヒューマンエラーのこと。

これは分類がされており、物をなくすのは「ラプス=記憶違いや物忘れ」に該当する。

ただ、「後で片付けよう」と適当なところに一時的に置いて忘れるのは一見ラプスだが、そう考えた事自体が間違いでさっさと片付けるべきであるため「ミステイク=判断・行動そのものが間違っている」に近い。

・根本的な話、気合や根性や記憶力でアイテムの場所を覚えていようとするのは非常に無理がある。

人間の集中力が8秒(これは信憑性が怪しいが)、自由意志に至っては0.2秒だとする説すらある。それ以外はオートだ。「自分が自動的にどう動くか」を気にする必要がある。

マルチタスクをやめる

・マルチタスク(ながら作業)はただでさえクオリティを落とす。先の「物を手放す時に見ていない」なども該当する。あとはクマ動画の件も。

意識が向いているものに対して、人は確かに優秀なことが多い。それ以外のものは予想以上に駄目になっている。

意識を向ける、あるいは「集中」という言葉は、なんぞ脳のスペックでも上がるかのような錯覚をもたせる。だが実際には他を切り捨てて浮いた分を、継ぎ足しているに過ぎない。

何かに気を取られているということは、その分今やっていることに注意が向いていないことを指す。

この上でそれほど問題が発生しないのは、ある程度パターンが決まっているからだ。

寝ぼけながら、あるいは今日一日のスケジュールを考えながらでも、歯磨き粉とワサビを間違えたことはないだろう。これは別に注意力があるからじゃなくて、置いてある場所が全く違うからだ。隣においてたら可能性はある。「いい加減な場所に置く」ことはこういうことだ。

というか歯磨き粉と洗顔フォーム間違えた話は聞いたことある。

置く場所を決める

・他の場所には置かない。適当な場所に無意識に物をおいた時点で無くすことは確定する、と思っておいたほうがいい。用心するために。

そこが規定の位置でない場合は「片付いていない」と捉えるのが妥当だが、よく物をなくす人は手放した時点で「終わった」と安心し、忘れる。

ツァイガルニク効果と言って、中断したり未完了のタスクは頭が勝手に覚えている事が多い。ただ「終わった」と思ってしまうならこれは働かない。

・「大事なものをしっかり片付けてその場所を忘れた」というのも、元から保管場所が決まっていない事に由来する。その時に始めて場所を決めたなら、習慣付けとしてはまだできていないわけで。この場合は続けるべきだろう。

・定位置がないなら「置き場所の正解」を今まで作ってこなかったとも言える。この状態ならどこに置いても「間違い」になる。

・置き場所の候補だが、例えばそれを無くした時に自分が真っ先に探した心当たりの場所。これは適正がある。元からそれがありそうな場所と認識しているということだから。

ただ、財布と腕時計と眼鏡と鍵か。毎日必要になるこの辺りはひとまとめにしたほうが楽だろう。

・分類が細かすぎると混乱するかもしれない。よく物を無くす人の方が、コートやカバンのポケットをフルに使う傾向が、知ってる限りは強い。全部に何かしら入っていて、物を探す時全部引っ張り出す感じの。

わかりやすく大きなカテゴリで全部1つにまとまってた方が楽そうに見える。

アクションスリップと物をなくすこと

・アクションスリップの種類に「場面行動本能」というものがある。こういう時にはこうする、という行動パターンが思考や意思決定などをすり抜けて本能的反射的に実行として出てしまうこと。

なかなか克服できるものではなく、例えば何か落としたらすかさず拾うだろう。これが出てしまい、高所作業員がうっかり落としたものを反射的に拾おうとしてそのまま自分も落ちたなんて話があるくらいだ。

基本的に「適切な行動」とは「場面と合致していること」であると言える。場面行動本能と言っても、「場面」ではなく「出来事」しか見ていない。ここでの「落としたから拾う」みたいな。

・これは対策として「事例を知る」こと、そして「人間はこの様な反射的行動を取ることがあること」を知ることが有効だとされている。

物を無くすという点で見れば、大きな原因は適当なところに置くからだというのは間違いない。よく考えた熟考の果てに適当な場所においているわけもないだろう。

頻繁にこうなるということは、状態としてはこの様な場面行動本能的に適当に持ってるものをそこら辺に置いていると思われる。

「持ってる物をとりあえずそこら辺においてアレをやろう」。

「そこら辺に置く」ことのリスクを知る

・アクションスリップが発生しやすい原因の一つに「危険軽視」がある。そのままリスクの軽視。

他には「近道・省略行動本能」。これは「楽をしたい」という動機でいい加減なことをやること。先延ばし/後回しにも通じる。適当にそこら辺に物を置くことそのものだろう。

・適当にそこら辺に置くことは、リスクしかない。

第一に、片付けるなら「あるべき場所」に再び置き直すことになる。この時点で二度手間だ。

第二に、次に使うか片付けるまでは「適当においた場所」を覚えている必要がある。忘れたならば、それは「なくした」ということだ。この時点で「覚えてなきゃならない」という別のタスクが発生している。

定位置ならば忘れても問題がない。定位置にあるから。逆を言えば適当な場所に置くことは、「忘れたら問題になる」ことをしていると言える。

・つまりそこら辺に適当に置くことは、手間を増やし、覚えなきゃいけないことを作り、そして「忘れる=無くす」と言うリスクをわざわざ発生させている。

「物の定位置」=「置いたことを忘れてもいい場所」

・逆を言えば、「有るべき場所」を設定し、そこに置くことさえすれば、手間は正当な一回分、そしてそこに置いたことは「忘れてもいい」わけだ。有るべき場所を見ればそれがあるんだから。

・この「あるべき場所」へ「すぐに置く」ことは無意識的に行われるようになれば、そのアイテムはまず無くすことはない。

気分で置き場所を変える行為は、この努力をリセットする行為だ。

体に覚えさせる

・無意識に物を置くことが「犯人」だと言っても過言ではないだろう。逆に、無意識に「あるべき場所」に物を置くなら優秀なサポートだと言える。

アメリカ空軍が行っている行動の習慣付け方法がある。鍵や財布など日常的に持ち歩くものには有効だろう。少なくとも家の中ではなくさない。

空軍では基礎トレーニングを徹底させるために、以下の方法を取ります。

・司令官が照明を点けたらベッドから飛び降りて、ベッドメイキングを数秒で行う。
・ベッドに戻るように伝えられて照明が消される。

これを繰り返します。
重要なのは10~20回ほど連続で繰り返すこと。すると体が覚えます。

これを利用して、家に帰ってきたらコートをかける癖をつけるために次の行動をとります。
・家に入る。
・洋服ダンスまで歩く。
・コートをハンガーにかける。
・そしてまたコートをつかんで外に出る。

これを10回ほど繰り返します。すると今まで帰宅したらコートを投げていた反射行動が、すっかり入れ替わるというわけです。

http://labaq.com/archives/51906139.html

とてもわかり易く「身体で覚えろ」という方法。「ちゃんと片付ける癖」を身につければいい。そのためには「置き場所」はちゃんと決めておく必要があるが。

別のことにも言えるが、悪癖の抑制ではなく、まともな癖での「上書き」は建設的だと思うね。

諦める

・モノにもよるが、諦める選択肢もある。

子供がADHDで消しゴムをよく無くす。母親が取った解決策は、消しゴムを箱買いすることだった。そんな話を見たことがある。

局所的な解決法では有るが、頻度が高い場合には一考の余地はあるかもしれない。

前述のアンケートでは、サイフやカギに並んで「カサ」も多かった。だがこれを悩む人はそんなにいない。ビニール傘を忘れたところで、対して痛手にはならない。替えがきくから。それで済むならそれでいい気もするな。忘れ傘処理する人も大変そうだけど。

ツールを使う

 紛失防止タグが存在する。


機能の一例としては、

  • Bluetooth接続で、離れたら警告してくれる
  • 60メートル以内なら地図で場所を教えてくれる
  • 「みんなで探す」機能をオンにすると、他のユーザーが検知した場所情報を知ることが出来る

なお、このようなサービスが有料か無料かはメーカーによって違うので注意されたし。

まぁこれ自体を無くしたって話もあるんだが。

安い同カテゴリの品だと、リモコン押すとでかい音がなるキーホルダーの形、というシンプルなのもある。

鍵や財布はよく無くすとされるわけだが、不安なら「念の為」としてつけておけば安心だろう。別に物をなくす人専用というわけでもなく、法人でも備品などに使用する所がある。

まぁ少なくともこんなアイテムが発達し、売れるくらいにはみんな物をなくすし、織り込んで対応した方が早いかもしれない。

気になることがある場合、サイト内検索をしてみてください。

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