モンティ・パイソン
スパムメールの語源はモンティ・パイソン。
プログラム言語のPythonの語源はモンティ・パイソン。
勇者ヨシヒコはモンティ・パイソン・アンド・ホーリーグレイルのオマージュ。
ウィザードリィのヴォーパルバニーもホーリーグレイルのキラーラビットが元ネタではないかと言われている。
つまりすごいのです。好きなスケッチは『ベッド売り場/ベッドを買いに』です。
ノイズキャンセリングの仕組み
周囲の騒音だけ消えるノイズキャンセリング。愛用者の談としては確かに消えるそうだが。
曰く、飛行機のジェットエンジン音も小さくなるとか。
1:ノイズキャンセリングのイヤホン/ヘッドホンの内部にはマイクがついている。これは雑音を拾うための「耳」のような役割をする。
2:マイクが拾う音は音楽+雑音である。
3:マイクが拾った音楽+雑音から音楽を引くと雑音のデータが取れる。
4:雑音と逆位相(正反対の音)を出して雑音を打ち消す
つまり、ノイズキャンセリングのイヤホン/ヘッドホンから出る音は、「音楽+雑音を打ち消す音」という形になるらしい。これだと不連続/突発的な音はキャンセルできないから(どうしても後手に回るだろう)、話しかけられても平気ってのも納得かね。
ノイズキャンセリング機能だけを持った「デジタル耳栓」なるものもあるそうな。良いなと思ったけど、イヤホンと同じくらいには値が張るな。騒音はカットして、人の声はカットしないのだとか。
性能が高いほど、男の声は聞きづらくなるって話がある。
内向/外向
・外向と内向についてのブライアン・チャンプネス(イギリスの心理学者)の実験。
被験者は初対面の10名。事前の性格テストにより以下に分類された。
- 半数は外向型/ポジティブ/能動的(表記が一定していない)
- もう半数は内向型/パッシヴ/受動的(同上)
曇りガラスの衝立のあるテーブル越しに被験者二名(外向内向のペア)を対面になるよう座らせ、衝立を取る、さぁどちらが先に目をそらすか、という実験。
先に目をそらしたのは、外向的な人間が多かったそうだ。意外と言えば意外だろう。目を合わせない、目をそらす、って言ったら内向型のイメージだから。
これは表現の仕方を変えるとわかるかもしれない。「ずっと相手の顔を見続けたのは、内向型の方だった」。
つまり内向型は、外向型よりも相手の顔を見続ける「動機」があった。それはなにか。
内向型は「相手に対して悪い感情を抱いていると思われたくないためそのままでいた」とされている。また、別の説では「相手が自分のことをどう思っているのか気になって見続けた」ともある。
一方外向型の場合、知らん奴と目があっても気まずいからさっさと目をそらした、とされている。
なんだか、外向の方が外部への反応が「雑」に見えるんだが。嫌だから目をそらす。だいぶ安直である。あれ、内向は内向で内部に対して安直(過大評価気味)な気がしてきた。
・内向型が外側、特に「他者」に対して過敏になるのは間違いないだろう。「自分をどう思ってるのか気になって相手から目をそらさなかった」ことに見られるような、相手をガン見する傾向は、積極的だがコミュニケーションが下手なタイプに多いように思える。
・何れにせよ、内向型の反応は「他人に対しての緊張/警戒状態」と呼んで差し支えないだろう。ただこれは、ある程度は持ってるべきものだ。捨てようなんて思う必要はない。いらない時は引っ込めるとかでいいものだ。
・ちなみに本能レベルで「相手の顔を見続ける」ことには不快感を感じるのは注意。暗黙に失礼なことだとされていることもある。海外の軍隊でも上官に視線を向けてはいけないとかあるし、大名行列も顔見たら無礼討ちだからな。
「相手の顔を見て話せ」というのは自分の有利を確信している人間だけが言う言葉なので、まぁ大体パワハラ野郎に多い。この件については目が合っただけで絡むチンピラのほうがパワハラ上司より正しいと言えよう。どっちも社会的にアウトだが。
あと「相手の顔をじっと見る」でぐぐったらサジェストに異性関連と共に「じっと見る人 気持ち悪い」ってあったな。まぁそう感じるのも自然なことだろう。
コミュニケーション能力
・完全に個人の感想なのだが。
・コミュニケーション能力って言葉を聞いて、コミュニケーション能力がある奴は距離感、空気を読む、タイミング、会話スキル、色々思い浮かべる。
コミュニケーション能力無い奴がコミュニケーション能力って言葉を聞くとほぼ「会話スキルを磨こう!」の一点張り。多分そこじゃねーかな。空気読めなくて弁は立つって結構面倒くさい奴な気がするが。
まぁ自分にコミュ能力ないって痛感するのが会話の最中だったとしたら、そこを克服しようってなっても不思議じゃないんだが、人によってはドツボにはまるかも知れん。