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メモをとる時の注意点

投稿日:2020年5月9日 更新日:

・忘れたら困るからメモをするわけだが、後で見返してわからないようならメモした意味がない。

メモをすることにより「書いたら安心して忘れることができる」とも言われており、安心して忘れて思い出すことができないんじゃまぁダメだ。

 

・一方メモする時は大抵別のことの片手間だ。座学においてもノートは授業を聞きながら取るわけで。

一生懸命ノートを書いて、数分間授業が全く耳に入っていなかった、ではこれまたダメだろう。文脈の途中がロストするということは、それ以降がよくわからんということだ。数分の損失では済まなくなる。

ここまでをまとめると前提として「後で見返して分かるように書く」というのはある。この上で、手早くする必要がある。

手早くメモするためには、その技法を身につける必要がある。
どのくらい細かく書くのかなどは個人差がある。また書き方に変な癖が出ることもある。言い回しや、内容のスタート地点とゴールなどに。これらは自分で把握するしかない。

つまり身につけるためと自分の癖を知るためとで、場数が必要。

 

メモは手書きかデジタルか

・手書きのメリットは「頭に入る」という点にある。メモろうとしたことを視覚や聴覚に加えて「手を使う」という行動でも行うからだ。
五感をなるべく多く使うことが記憶しやすいことは多く言われている。例えばユダヤ人はタルムードという聖書的な何かを丸暗記することがあるが、彼らがそれを覚える光景は「体をゆすりながら」「音読する」というものだ。

 

・一方手書きはめんどくさい。走り書きで後で見たら何書いてあるかわからんというリスクもあるだろう。読めないだけならまだいいが、重要な点を書いてなかったなんてことは避けたい。

メモは「ちゃんと話を聞いてますよアピール」でもあると言われるが、基本的には自分のために行う行為だ。言い方を変えれば自己都合であり、これにより他者を待たせるなどはあまり望まれないし、大抵の人はそういった気遣いや懸念で緊張しやすい。

そもそもにおいて、メモるんだからその場で覚えようとしなくてよくないかと。学生時代の勉強グセなのかもしれないが「全部頭に入れておかないと」という人は多いね。それは結構なのだが、「メモをするタイミング」で勉強おっ始めるのはどうなんだ。復習できるようにメモをとるという意味合いもあるはずだろう。

加えて言えば、(ひらめき以外の)メモをするタイミングはまず間違いなく「観察」や「情報収集」のフェイズだ。そちらに意識リソースを割くべきで、暗記作業を優先する理由がない。

以上から、メモをするタイミングでは確実性と時短を意識してデジタルでいいんじゃないか。
後で手書きで書き写すだとか、そういった事もできるわけだし。

 

何のためのメモか

・重要だと思ったからか。とりあえずメモっておこう程度か。
中断メモ、作業メモ、アイデアメモ、スケジュールのメモ、todo的なタスクのメモなど色々あるし、それぞれに要点は違う。これらは別にルールが有るわけじゃなく、目的に適えばいい。このため人のノートやメモのとり方とかは勉強材料になる。

例えば中断メモなら、何をやっていて、次はどこからで、何から始めればいいのかが要点となる。
スケジュールなら相手、時間、場所、内容、準備するものなど。
要するに「項目」を考えておいて、後はそれに書き込む感じで。

・アイデアメモが一番扱いに困る。フリーダム過ぎる。何かをひらめいた時というのは、脳がちょっと興奮している。アイデアが素晴らしいものに思える。時間をおいてナニコレと思ったらなかったことにしていいだろう。

 

どう書くか

・メモをとることの効率化で最たるものは「余計なことを書かないこと」だろう。別の言い方をすれば「要点を抑える」となる。

 

・客観的すぎてゼロ視点で書いてしまう人がいる。前提の説明から入るとか、そういった感じの遠回り過ぎるメモ。
確かに赤の他人が見て理解はできようが、基本メモは自分のためだけのものであり、ここは本来「手間を削る余地」だ。いちいち他人様を意識して書いているともちろん手際が悪くなる。

他人がわかるようにまではいいが、素人に説明するような所から始めるのは意味がないだろう。

 

・自分が後でそのメモをどう「使う」のか知ること。どの場面でそのメモを見返すことになるだろうか。

そのメモがその目的に応えられるのなら、他人が見て謎言語だろうと全く問題ない。基本的にメモを見れば当時を思い出せるという「再現性」があれば、それはメモとして合格だろう。

自分がそのメモをどう使うか考えていない/イメージできないと、とりあえず全部書こうとして必要な情報が見つけにくい(最悪それだけ書かれていない)とか、逆に手抜きすぎてナニコレとかになったりする。

つまりは、メモをとる時に既に目的がある。動機と言ってもいいか。そのメモに期待していることは何か。それに適ったことだけを書く。
動機の中に必ず含まれるのは「未来の自分がこれを思い出せるように」であり、一晩寝て細かいこと忘れた自分がそれみて思い出せることを前提としたほうがいいだろう。

 

・ただし、日付だけは全てのメモで書いたほうがいい。メモで一番頭を悩ませるのは書く時でも読むときでもなくて「整理する時」になる。「古い情報」でそれまで役に立ってないなら優先度は落とすことができる。

時間順に並べれば、それは一つの整理された状態でもある。整理の指針の一つとなる。

この点でもデジタルのメモが優位に立つ。大体勝手に日付記録されるからね。

 

・もう1つ、ソース=情報元も記録したほうがいい。「誰が言ったか」は重要だし、関連した他の事を調べたい時にも役に立つ。

ネットでの調べ物の場合は、これもデジタル優位だろう。URLコピペで済むし。だいたい直リンに勝手になるし。

 

どう整理するか

・これをやらないと今までの苦労が無駄になるだろう。どう整理するかはメモをどう使うかに依る。
例えばタスクならtodoへ、予定ならカレンダーへ、と振り分ける。
あるいは時間でソートすれば、それは一日の足跡ともなる。これを日記と言い張って終わっても別にそれでいいならいいだろう。

まとめ方も色々あるが、カテゴリを作りすぎるのもあまりよろしくない。例えばタブが2つある場合、片方を表示している間はもう片方は見えない。「書いたけど存在を忘れている」というのは避けたい。少なくとも整理する前の段階では一箇所にまとまっているべきだ。「確かに書いたはずなのに見当たらない」なんて最悪だろう。

どこまで整理するかも、「いっそ整理しない」というものまであって様々だ。
メールのフォルダ分けも検索があるからそもそもしなくていい派がある。デジタルが有利な最後の理由がこの「検索」だ。記号なり略語なりで工夫すれば瞬時に必要なものだけを表示させることができる。

張り切って細かく分類しすぎると存在を忘れる可能性が上がるとは言える。それなら分類しないほうがまだマシかもしれない。まぁ「直近で使いそう」と「念の為にメモっといただけ」くらいは分けたほうが日頃の可読性が良くなるが。
特になんかこう、どうでもいいレベルのものを一生懸命小分けするのはやめた方がいいな。あれは無駄だった。整理するなら便利さや見やすさを意識したいところだ。

・使用頻度は少ないが重要ではある、というのならアーカイブにするべきだ。
用済みだから削除→また必要になる→また調べる/聞く→またメモる→用済みだから削除、の無限ループは流石にちょっと。まぁよくあるかもしれないけどね。
自作の仕事用メモを手帳に改めてまとめて「虎の巻」って呼んでる人もいたな。良いと思う。

 

・困るのがアイデアなどのはっきりしないものだ。別方面で結構調べたんだが、アイデアが発明などの何らかの形になるには結構な時間がかかる。

アイデアやなんかヒントっぽい気になったことのメモを「寝かしておく」とか、逆に目に見えるところにおいておくとか、色々言われてはいるが。これらは定期的に見返す点では共通している。

少なくともカテゴリやジャンルでまとめておいたほうがいいだろう。







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