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無知とその空白を埋める信仰からの大惨事

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ちょっと前にエボラ出血熱が流行ったわけだが、アレの経緯もなかなか興味深い。

一説によると、まずエボラウイルスは現地のサルだかコウモリだかが持っていた。で、現地の人々はそれを食っていた。日常の一環。

まぁ、そのうち感染する。画像でも見ればわかるだろうが、どんなバカでも「こんなもんほっときゃ治るだろ」とは思わない状態になる病気だ。彼らもまた、治療を試みた。

ただ、医者に行ったわけじゃない。シャーマンによる祈祷で治そうとした。まぁ、治らんわな。死ぬ。

死んだら葬儀だ。別れを惜しんで死体にベタベタ触るのが彼ら流の悲しみ方だった。ところでエボラウイルスって接触によって感染するらしいよ。

そんなこんなで大流行。世界中が大混乱。

この説が正解だったとして、強調しておかなければならないのは、彼らは日常生活を営み、真剣に病を治療しようとし、心から(かどうかは知らんが)死者との別れを悲しんだ「だけ」だということだ。要素だけピックアップすれば、誰だって共感できるのではないのか。

それなのに、この結果だ。真剣かどうかも、心からの気持ちかどうかも、善意か悪意かも関係ない。全く関係ない。やったことが「不適切」だとこうなる。

なぜ不適切なことに疑問を持てないのか。無知とその空白を埋める信仰によるものとしか言えないだろう。

この「無知とその空白を埋める信仰」が、誰にでもある。どんなことにも詳しいなんてのは無理だ。それは些細なことかもしれないし、その者の世界観に関わっているかもしれない。

 







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