完璧主義 性格/人格

何も考えない人

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・頭空っぽな人間というのは現実にはいない。自動思考や反芻思考など、むしろ勝手に頭は動く。自覚があるかどうかは別の話だが。

ロジカルとは言えなくとも、誰でも何かしら考え、または思い浮かべ、あるいは予測して行動しようとはしている。

・基本的に何も考えない人とは、「何も考えていないかのような行動を頻繁に取る人」となる。大抵は人にそう指摘される形となるが、自分でそう思っていることもある。

考えるより先に手や口が出る

・考えが行動に反映されることがない。答えが出る頃にはもう手遅れになっている。あるいは答えが出る前に行動は終了し、思考は途中で破棄される。衝動性が高いタイプ。失言や早とちり、見切り発車など。

これは当人が自覚していることが多い。ただしそれは恥や後悔、周囲のため息に依ってだが。

・逆に行動する際には反射的に動いており、失敗の可能性などは頭にない……というかその可能性を思いつく前に動いてるんだろう。後で強く後悔する割には、この時声をかけても聞く耳持たないことも多い。

・一見するとADHD(注意欠陥・多動性障害)だが、当人の得意分野に於いては割と誰でもやらかしかねない。「前提の見誤り」という形で。まぁなんというか、「簡単だ」と思ったことにもいくらか警戒した方がいいんじゃないか。

自分で考える気がない

・「すぐ聞いてくる/いちいち聞いてくる人」になる。自分で考えるつもりはないか、責任を持つ気がないか、自分で考えてはいけないと教育された/思い込んでいるか、その辺りに一見すると見えるが、そうでもないこともある。割りと。

・この上で、良く言えば課題発見能力や問題意識が、悪く言えばあら捜しのスキルが高いことがよくあり、人に聞く頻度は高かったりすることがある。関心はあるってことだから、工夫次第でいい方向に伸びそうな、そうでもないような。

・例えば自分の立場が「助手」だと認識していると、このような振る舞いにはなりやすい。メインは他者で、自分はサポート。でしゃばったことはするまいと。でも気になるから聞いてからやろうと。

案外このような、当人の自覚と他者の期待とのミスマッチであることが多く、能力や特性の話ではないこともある。

・これも状況により発生する余地がある。オラついた上司とかにはやる前に形だけの相談しとかないと後で何言われるか分かったもんじゃねぇみたいなそんなん。
逆を言うと、勝手に萎縮してそのような振る舞いをしてしまうという例もあるということになるのだけど。

具体的には考えられない

・これは考え終わってから行動してはいるのだが、言動にはそれが全く反映されないタイプ。抽象的な思考により抽象的な答えを出し、具体性がないから行動自体は「分かってない奴」になる。

・実行は身体や口を動かす必要がある行動イメージなのだがそこに至らず、イデオロギーやスローガン、テーマやタイトルなど「雰囲気」だけ気にして思考が終わる。実行難易度が勘定に入っていないため、彼/彼女の計画は割と無理があったりする。理想主義や完璧主義に近い。簡単に言えばその考えは地に足がついていない。

こちらは性格の問題じゃなくても、自分が門外漢のことに対して口をだす場合にはやらかす可能性は出てくる。

・これは個人的な観察で気づいたことだが、妙にでかい主語を使いたがる。「絶対に」「みんな」「全て」「必ず」「全部」などなど。

主語がでかい言葉は、内言だけだとしてもいくらか問題がある。まず大体が重要度を最大値に引き上げる言葉となっている。この時点で物事のプレッシャーを引き上げる。

中身が全く分かってなくてもなんかそれっぽくなるという傾向がある。「全部気をつけよう」、「必ずやろう」なんて言葉は(実行が伴えば)それらをカバーしてしまう。つまり「自分がわかっていない」ということに気づけない。できたとしても要領は悪い。

要点AとBに注意せよ、という話を「最初から最後まで全部気をつければいい」としてしまう。人間の注意力はそんなにスタミナがないため、この時点で実行不可能に近い。仮にそれを心がけても疲弊しているコンディションにすぐになり、ミスの確率が上がる。ベストは尽くせない。要するに燃費を悪くする。

うつ病にこの言葉遣いの傾向があるともされるが、まぁそりゃ疲れるからな。

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